NPO法人りりーふねっとの目的
この法人は、日本全体の人口が減少するなかで高齢化のすすむ地域社会に対し、生活支援、介護予防等を行う生活支援サービス業者と地域住民との架け橋及び、その支援に関する事業を行い、高齢者及び障がい者の地域生活、死後の事務や相続に係る問題の改善や解決を図り、地域の自主的な医療福祉ネットワークの向上と地域の特性に応じた地域包括ケアシステムの増進に寄与することを目的とする。
1 趣 旨
日本全体として人口減少に向かう中で65歳以上人口の増加、また介護保険の財源不足
の影響により、介護予防をはじめとする高齢者への対応が急務とされている。
地域が一丸となって、地域の高齢者の支援を行い、住み慣れた地域で自分らしい暮らしが
最後まで続けることができるように、地域の高齢者の生活支援、医療、緊急時の対応、
介護がスムーズにケアできるシステム構築を目的とする。
そこで、65歳以上の高齢者に対し医療情報キットの配布や、見守り機器の普及、また買物代行や家事サポート、施設等の身元保証、財産管理、死亡後の葬儀や不動産、相続の手続きなどを行う民間事業者やボランティア団体をつなぐ架け橋となることを目的とする。
また市町村が中心となり、「在宅で生活継続」の限界点を高め、介護予防や通所のサービス提供体制の構築を行う必要がある。その中で三河地域において地域包括ケアシステムの中心を担う団体として、市からの委託を受けるため、法人格を取得し基盤をしっかりと行う必要がある。
2 申請に至るまでの経過
平成25年10月6日、任意団体において豊橋市で「幸せ終活フェアin東三河」(介護予防から介護、後見人エンディングノートや相続手続きに関する情報提供のイベント)を開催し、約300名の参加者を集める。
平成26年5月6日にも同イベントを開催、約200名参加していただいた。
今後もこのような活動を続けていくためには、自治体の支援を受けたり、他のボランティア団体及びNPO法人の協力無くして支援、情報発信は出来ないと考え、組織の必要性を感じた。
また、自治体からの業務委託を受けたり、地元企業からの協賛を受けるには任意団体では無くNPO法人格が必要であることが分かった。
平成26年9月に代表である瀧原至が中心となり協力者を募り、NPO法人設立に向けて動くこととなった。
そして、平成26年11月15日に設立総会を開催し、特定非営利活動法人りりーふねっとを設立することとなり申請に至った。